親孝行は十分した

親は元気に暮らしていて

孫の顔も見せてやれてないけど

もう親孝行は十分にしたと思っている。

こんな言葉は一般ではタブーだろうね。

物心ついてから何十年も

親の顔色を伺い

親のことを最優先にしてきて

ワガママも言わなかった。

反抗期もなかった。

父親と母親の別々の話を

私は同時にいつも聞いて相槌を打ち

心配をさせない、相談もしない

感情も出さずに

親の趣味にも付き合った。

実家から離れて

ようやく自分を優先して

過ごすことを知った。

私が自分を犠牲にして家族の不幸を

全部もらうから楽しく生活してと願っていた間

家族は私の気持ちを見ることもなく

各各自分勝手に生活していた。

兄は自分勝手に生きすでに勝手に死んだ。

だからもう

親孝行は十分にした。

実家を訪れるのは私の気が向いたら。

基本的には無視している。

どうしても顔を見せろとワガママを言うなら

お金をください。

私はお金を無心したことはなかったけど。

子供たちが顔を見せに来ないと

嘆いている方へ

年末年始に迎え入れたいと思うなら

大金を積むことです。