お店の持つ空気感
しゃべっちゃいけない静かな
図書館や本屋。
優雅に動作をゆったりさせたくなる
フレンチレストラン。
無言で味わって店主に敬意を要する
ラーメン店。
分かったフリをしたハイセンス合戦の
美術館。
それぞれ入口に立った瞬間から
客側が意識してその場に同調しようとする
空気感がある。
実店舗の本屋に客が足を運ぶ理由。
あの空気感にこそ価値がある。
空気感が変わってしまったら価値がなくなる。
スタバの併設されている蔦屋は
実は危ないと思っている。
スタバの空気感が地域性に左右され
本屋特有の空気感を壊しにかかっている。
人口密度の高い満席のスタバは
一人当たりのプライベートスペースが
本屋のそれとは違うため
不快感も強い。
本屋側から見ると邪魔なものに見える。
空気感を売りにした事業展開が
ブランド力を底上げして
利益を生んでくれるはずだ。
どんな特有の空気感を持っていますか?
それはどんな人たちの集まりに見えますか?
そのペルソナは何を欲していますか?