労災かくす

労働災害。

職場で怪我をしても

労災はめんどうだからとかくす人って

よくいると思う。

大きな事故に

なった時は救急車呼んで

おおごとにするけれど。

絆創膏で済むから

血を見られなければ大丈夫といった

ことはやりがちだ。

ここで知っておいて欲しい事、

怪我した本人が怪我をかくすことは

責めないで欲しい。

動物は本来怪我や病気をしたら

真っ先に餌食になる

怪我や病気が敵にバレることは

死に直結するからかくしたがる。

仲間にも知らせたくない。

足手まといになるからだ。

とまぁ、

人も怪我や病気をかくしたくなるのが

デフォルトだと考えて欲しい。

自ら怪我や病気を

やたらとアピールする者はまぁ然り

言わずもがな

本題に戻りまして、

職場で事故が起きた時、

怪我をしてかくす本人を

叱るなど責めて解決しようとするのは

無能な上司だ。

痛い思いをして我慢して

泣きたいのは本人、充分わかっている。

そして、

真に問題なのは、

そこに居合わせていた同僚などの対応です。

本人がおおごとにしないでおこう、又は

秘密にしておこうと言ったので

同調して何もしなかった。

報告もしなかった。という場合。

本人のせいにして

俺は悪くないと決め込む輩は

まぁ無能中の無能です。

緊急時に動作できないようでは困るからね。

ただ、ここで上司が

咄嗟の対応で優れた判断ができるよう

訓練しなければならないことに

気づくかどうかが

問題の所在だ。

緊急時はだれでも判断を誤る。

何もできないのもまた当たり前。

良識や常識なんて効かない。

何度も何度も飽きるほど訓練して

やっと何割か実行できるようになる。

安全第一！怪我をしない！とかぬかしてないで

訓練をしないと、机上の理論ですよ。

上司の方がテンパってフリーズしそうだ。

安全第一って言うなら、

事故が起きないようにするのも大事だけど、

万が一事故が起きてしまった場合は

このような手順でと訓練しよう。

地震火災の訓練はしても

怪我なんかの対応訓練をしないのは

本当にどうかと思う。